LDKsをとにかく開放的に設計したら、いつもミシミシ家鳴りが怖かった

展示場のモデルハウスに憧れ、そのデザインのまま、キッチン6畳、ダイニング8畳、リビング14畳、サブリビング的な和室6畳を、すべて間に間仕切りのない開放的な構造に。

住み始めた当初は、家族みんな「広いね」「きもちいいね」と喜んでいたのだが、就寝時や一人で本を読んでるなど、静にしている時に「ピシッ」「ミシッ」という家鳴りが頻繁に聞こえるように。

これも初めのうちは「新築はそういうモノ」とか「木造の特徴で、湿気を出したり吸ったりしてるんだよ」とか、知ったかぶって自分たちを納得させて10年は生活した。

やがて家主だった祖父が亡くなり、他の事情もあって引っ越すことに。

ここで初めて、この家を売却した相手様と不動産業者から「梁にひびが入って危険な状態ですよ」と教えられ漸く発覚。

すぐに、建設会社と請負の業者を呼んで、責任の所在を巡るトラブルに。

結局「梁そのものを一本丸ごと入れ替える」という大手術を施して、無事買い手様に引き渡した。

費用は請負業者持ち。

「こんな広い空間で柱がない構造を手がけたことが無く、勘で、結果として強度不足の梁を入れた(なんて恐ろしい)」ことを認めたので。

ここで教訓。

モデルハウスは、本当に「モデル」のためのモノで、終の棲家にする設計はしていない。

単純に「この通りにしてくれい」とおおざっぱに頼んでしまったことが、本件の発端。

建て主である自分たちに責任はない事であるが、もし大きな地震などで人災が出れば、その後幾ら業者側が責任を認めても、金銭では取り返しのつかない事態になっていたかも知れないのだ。

憧れのモデルハウスの真似をするにしても、かならず「実際の住居でこの通りにすると、強度(あるいは利便性、あるいは危険性などなど)はどうなのか? 実務に建築に当たる大工、請負業者の意見はどうか?」

一つ一つ、あなたまかせでない慎重な姿勢で確認をかさねるべきであったし、次の家ではその様にする教訓となった。

「人生で一番高い買い物」

どんなに事前に検討と検証を重ねても過ぎたるはない。

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